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2020年の11月19日に押川先生のYouTube で社会保険労務士である私と現役の腫瘍内科医である押川先生と勝俣先生の医師の視点からの障害年金についてのお話いただきました。動画はとても濃い内容になっており必見です。がん障害年金の問題点を浮き彫りにし、がんで障害年金を請求するためのヒントがつまっていると思います。

がんで障害年金をもらうハードルが高い共通認識として、押川先生、勝俣先生ともに、がんで障害年金をもらえることを知らない医師が多いことと、診断書の書式が難しいこと。さらに、がん相談支援センターのソーシャルワーカーの方々にもまだがんで障害年金がもらえることが認知されていないことが多いこと。
上記のことは、今後、変えていくことが 必要なので、私も含め啓発活動をしていくつもりです。

医師が診断書を書くときは、医学的な視点のみで記入してしまうことが多いが、勝俣先生はそこは障害年金については違う配慮があってもいいのではないかと仰っていました。

また、医師は外来での患者の症状を軽く見がちということも仰っていました。
外来診察に自力で歩いて来ているため、そのように見られてしまうというのは患者としては頑張って通院しているのに悲しいです。診察では虚勢を張らず、ありのままの自分を伝えことが非常に大事です。

動画は1時間30分以上と長くなっていますが、障害年金受給のためのヒントがつまっています。

まとめ

障害年金は自ら請求しないともらえません。
そのため、自分で情報を集める必要があります。
動画の中でもありますが、がん患者はもっと障害年金をもらっていいと思います。

勝俣先生が仰っていましたが、がんでの診断書は「血液・造血器・その他障害」の診断書を使いますが、がん患者の多さや亡くなる方の多さを考えると、がん専用の診断書は必要だと思います。これからも、がんで障害年金をもらえることをもっと啓発していこうと思います。
少しでも、がんにより障害年金を受給できる方が増えるよう、微力ながら協力できればと思います。