日本では国民のすべてが公的医療保険制度に加入する「国民皆保険制度」がとられており、一定の自己負担額により優れた医療を受けることができます。この国民皆保険制度は世界でも誇れる素晴らしいものだと思います。私は35歳で肺がんに罹患して治療を受けてきましたが、ほんとに日本に生まれてよかったと感じております。世界の国々から見たら、日本の医療制度は理想の形ではないでしょうか。医療制度が脆弱な国に生まれていたら、多額の借金をするか、命を諦めるかの選択をせまられたと思います。そんな日本の医療保険制度について説明したいと思います。

日本の医療保険制度

日本の医療保険制度は職域、地域、年齢(高齢)により下図の種類があります。それぞれの医療制度は健康保険事業の運営主体である保険者が管理・運営しています。
自分の加入している医療保険制度の保険者の確認は、健康保険証を見ればバシッと書いてあります。
職域保険とは一般のサラリーマンとその扶養者を対象とした健康保険と公務員とその扶養者を対象とした共済組合があり、地域保健とはそれぞれの都道府県の住民を対象とした国民健康保険があります。75歳以上の国民は後期高齢者医療制度に加入します。医療保険制度における保険者とは、健康保険事業の運営主体のことであり、下図のとおりです。

出典:全国健康保険協会

医療費の自己負担割合

原則の自己負担割合は年齢により定められています。

年齢自己負担割合
原則現役並所得者  ※2
小学校入学前2割負担(自治体により減免あり)
小学校入学〜70歳未満3割負担
70歳〜75歳未満2割負担  ※13割負担
75歳以上1割負担3割負担

※1   平成26年3月末までに70歳に達しているかたは1割負担
※2  現役並所得者とは下図のとおりです

出典:全国健康保険協会

(*)平成26年3月末までに70歳に達しているかたは1割負担

保険者別支援制度一覧

保険者高額療養費埋葬料
or
葬祭料
傷病手当金
(被保険者のみ)
付加給付
(附加給付)
国民健康保険
国民健康保険組合
全国健康保険協会
健康保険組合
共済組合
船員保険
後期高齢者医療制度
支援制度について詳しくはこちら

国民皆保険制度

国民皆保険制度は日本が世界に誇るべきものだと思います。私は、がんになったことは不幸ですが、日本でがんになったことは不幸中の幸いだと思っています。
安い医療費で、高度な医療が受けられることにより、日本は世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準を実現してます。日本のように、新しく有効性のある新薬が保険診療で使用できる国は珍しく、保健医療水準が低い国からみれば『楽園』みたいなところだと言う声があがるのもわかる気がします。
問題は日本人がその素晴らし制度を当たり前と思っている国民が多く、私達の子供、孫、そして次の世代においても、使いたい薬を使用できる環境を維持することができるのか?
少なくとも、新薬「オプジーボ」により、命を助けられた私は、日本がこれこらもそういう環境であってほしいと強く願います。
参考までに日本の医療費の負担割合ですが、患者負担は11.7%となっています。

出典:日本の国民医療費の負担構造(財源別)(平成26年度)

 

 

 

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